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環境ホルモン(内分泌撹乱物質)からの予防のための10ヶ条

メディカルアスペクト

環境ホルモン(内分泌撹乱物質)からの予防のための10ヶ条

環境ホルモン(内分泌撹乱物質)の生体に対する有害性は前述のごとく(参照:環境ホルモンの人体への影響)内分泌撹乱物質と云われていても脳神経撹乱物質であり、さらに免疫撹乱物質でもあるのです。この物質の関係を図1と図2で示すことができます。

図1

図2



これらの物質(xenobiotics)が体内に入ると人体は約65%が水分です。
故、人体(その他の高等動物)は酵素(主要な酵素はNADPA-シトクロムP-450-モノオキシゲナーゼ系)が作用し、水溶性物質に変え体外に排出しようとします。
その結果、環境ホルモンに水酸基(OH-)が付けられますが、ハロゲン化合物であれば、このハロゲン元素を取り除く働き(脱ハロゲン化)を、このシトクロムP-450モノオキシゲナーゼ系がおこないます。


図3水酸化された環境ホルモンは、癌遺伝子に結合しやすくなり発ガン作用を起こします。図3に環境ホルモンの作用気序とこの物質の影響を示しました。
特に環境ホルモンにより、乳癌は24%、精巣癌は41%、前立腺癌は126%の増加が見られます。環境ホルモンが体内に入ると脳神経系に作用し、行動異常、学習と記憶障害、感覚機構異常、心理活動の発達異常等が生じます。免疫系の異常では、リンパ球の型の変化がおこり、ナチュラルキラー(NK)細胞の機能低下、北極に住むイヌエットの人々の場合は面気力が消失(抗体形成不全)があります。奇形も人のみならず、動物で見られます。


図4
上記のことから、環境ホルモンを体内に取り込まないための10ヶ条を、表1にまとめました。環境ホルモンを体内に取り込まないために、自然界で環境ホルモンを使用しないよう、我々は努力する必要があります。



2008年04月25日 市川 佳幸


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